ミンキアーテ・タロット:ルネサンス時代に生まれたもう一つのタロット

2023/03/21 18時59分公開 / 2023/03/21 19時04分更新

ミンキアーテ・タロットとは、ルネサンス時代の16世紀にイタリアのフィレンツェで誕生した合計97枚のデッキです。とてもユニークな構成で通常のタロットカードには含まれていない、下記のカードもあります。


ミンキアーテ・タロット:ルネサンス時代に生まれたもう一つのタロット

・黄道12星座
・四元素(Fire, Air, Water, Earth)
・力, 正義, 節制だけでなく、賢慮, 希望, 慈愛, 信仰, 貞潔が加わり七元徳が全て揃っている

また、隠者ではなく時間、審判ではなく名声などと、タロットの図像に詳しい方には、そのルーツとも言えるような構成になっているところがたまりません。

オリジナルのデッキも復刻版として、古いカードのイメージであるのですが、こちらは作者のブライアン・ウィリアムズ氏による、柔らかな絵となっており、この絵の感じがとても好きです。

実は、このブライアン・ウィリアムズ氏のタロット・デッキは、過去にも他のブログで4デッキも紹介しています。ミンキアーテ・タロットも1度紹介していおり、それだけに待ちに待った日本語版の発売です。

ミンキアーテ・タロット:ルネサンス時代に生まれたもう一つのタロット

マイ・ホロスコープBOOKという黄色い本の著者。タロット・西洋占星術・手相・数秘術。産経学園、東京アストロロジースクール、アルカノン・セミナーズ、ARI占星学総合研究所、FCMなどで西洋占星術とタロットを教えています。説話社MyCalendarの「今さら聞けない占星学」コラムを連載中。ホロスコープは可能性の宝庫♫

コメント