西和彦さんは途中から良い人過ぎてヤバかった
2023/03/24 14時05分公開
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私個人は残念ながら西和彦さんと良好な関係を築くことはできなかったけど、妹さんのやられている須磨学園も長年の精励で軌道に乗り、また西さんがMSXも含めた古き良きコンピューティングの世界に引き続き傾注されているのを見て「時代にこの人あり」という感慨はいつも感じていたんですよ。
ところが、よりによってアスペクト社の債務保証を連帯で追っていたことで、アスペクト社が飛ぶと同時に西和彦さんも破産してしまうという残念なニュースが入ってきました。経営的判断という点ではそんなもんの連帯保証なんて合理的ではなく、さっさと逃げろというのが正解だったとしても、西さんのことだから、割とどうにかなるのだと思い込んで突っ込んでいったのだろうというのは状況から容易に想像がつきます。
ひとつの時代で代表的な顔役をした人が、その時代の終焉とともに夕暮れを迎えるのは人の世の常なのであって、悩みを抱えつつも全力で走ってきた人は尊敬します。その意見を参考にすることはないにせよ。
そのうちMSXが量子コンピュータで動く日が来たることを祈念しています。
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画像はAIが考えた『揺れる橋を走り抜けようとしている西和彦』です。